私「谷山浩子さん。」
僕「うん。
少女趣味だね。
君らしくないと思うけど、何でかな?
いつだったかな?
中島みゆきさん聴き始めるより前だったと思う。」
私「うん。
私の情報源はほぼラジオでありまして…。
谷山浩子さんはラジオドラマの主題歌で知りました。
(笑)これです。見つけました。嘘ではありません。」
僕「(笑)便利だね、ネットって。」
私「(笑)うん。
『悲しみの時計少女』というラジオドラマがあって、最初に『銀河通信』という曲が流れる。
この『銀河通信』が素敵な曲で、記憶に残った。」
僕「うん。」
私「…ありました。
1992年。
22:45〜…それくらいの時間。
92年2月だから、16歳の時。」
僕「うん。」
私「夜11時近くに、“真夜中一人で黙っていると、遠く遠くから…”と、あの、銀河でたくさんの星が渦巻いているようなイントロで始まる。」
僕「うん。」
私「どうして曲名を知ったか憶えていない。」
僕「うん。」
私「最後にタイトルが出るのかな?」
僕「うん。」
私「ニコニコ動画で聴けるみたい。
5〜6話…。」
僕「うん。最後まで送れば、そういうの出て来るんじゃない?」
私「うん。」
私「…曲名は出ないけど、谷山さんご自身が出演なさっていて、声が歌声と同じだから、この方が歌っている曲だとわかったのかもしれない。」
僕「うん。」
私「それで、CDショップで探したのだと思う。
1枚買うと、CDの中に、他の谷山さんのアルバムの一覧が書いた紙が挟んであって、中の曲名も書いてあるので、それで、その中に『銀河通信』というタイトルを見つけて、“これがあの曲だろう。”、と思った…そんな経緯だったと思います。」
僕「そう。」
私「『悲しみの時計少女』というタイトルの曲もある。」
僕「その頃、柴田昌弘さんの漫画とか、『やじきた学園道中記』はまだだったかな…。」
私「柴田昌弘さんの漫画が一番マイブームだった頃かもしれない。
『紅い牙』だけでなく、その他の作品も古本屋や西友の催事場で時々やっていた古本市、土浦にあった今で言うブックオフみたいな店に行って集めていた。」
僕「…そんな時に何で…(笑)。
宇宙かな?」
私「うん。ロマン。」
僕「うん。」
私「あと怖い所もあった。凄味。
この『悲しみの時計少女』の原作も谷山浩子さんで、本も出していらっしゃるのですが、この、表紙の絵柄…これは谷山さんでなく別の方の絵だと思うのですけど…。他の谷山さんの小説の絵柄もこんな雰囲気。
で、内容も怖い。」
僕「そうだね。うん。
歌詞も怖いよ(笑)。」
私「(笑)独特の世界観。」
僕「(笑)そうだね。
少女趣味な曲もあるけれども…。
ベストアルバムに『白と黒』というタイトルで、白黒二枚のディスクに分けられているように、二面性があるね。」
私「うん。
“白”の方の曲も、とても純粋な恋愛感情が描かれていて…。その辺りは『紅い牙』と相通じる部分があるではないかと思うのだけど…。」
僕「(笑)実生活でそういうのなかったくせに…。」
私「(笑)良かったではないですか、それで。」
僕「(笑)変なの。」
私「(笑)自分だって。」
僕「(笑)…確かに……。」
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